幼馴染みと、恋とか愛とか
残念がる皆の声を聞きつつ、改めて紫苑がオフィスの女子にモテてるんだ…と知った。
「そう言えば部屋に休憩用のバリスタマシーンを購入したじゃない。あれを使って社長にもコーヒーを淹れてあげてるの?」
「ええ、たまに」
「社長ってブラック派ですか!?それともミルクとかシュガーとかも入れる!?」
面倒くさいくらいにアレコレと訊かれだし、結局あまり休んだ気もしないで五階の社長室に戻った。
紫苑はまだ外回りから帰ってないと思ったもんだから、ノックもしないでドアを開けると__。
「おう、おかえり」
バリスタマシーンの作ったコーヒーの香りと共に聞き慣れた声がして目を向ける。
正面のデスクに着いてる紫苑がこっちを見ていて、既に仕事を再開してるような雰囲気だった。
「た…ただいま」
つい家に帰った時と同じように返事をしてしまい、肩を竦めながらドアを閉める。
それから窓辺に置いたマシーンでコーヒーを淹れ、それにスティックシュガーを入れて混ぜ込んだ。
「やっぱり萌音は甘党だな」
見ていたらしく、笑いながら指摘してくる。
「そう言えば部屋に休憩用のバリスタマシーンを購入したじゃない。あれを使って社長にもコーヒーを淹れてあげてるの?」
「ええ、たまに」
「社長ってブラック派ですか!?それともミルクとかシュガーとかも入れる!?」
面倒くさいくらいにアレコレと訊かれだし、結局あまり休んだ気もしないで五階の社長室に戻った。
紫苑はまだ外回りから帰ってないと思ったもんだから、ノックもしないでドアを開けると__。
「おう、おかえり」
バリスタマシーンの作ったコーヒーの香りと共に聞き慣れた声がして目を向ける。
正面のデスクに着いてる紫苑がこっちを見ていて、既に仕事を再開してるような雰囲気だった。
「た…ただいま」
つい家に帰った時と同じように返事をしてしまい、肩を竦めながらドアを閉める。
それから窓辺に置いたマシーンでコーヒーを淹れ、それにスティックシュガーを入れて混ぜ込んだ。
「やっぱり萌音は甘党だな」
見ていたらしく、笑いながら指摘してくる。