キネウム王子とイーディス姫の溢れ出るパトス
白蛙はなんだか眠くなってきました
ふわふわとした時間の中
どんどんどんどん
ドングリが体の中に入っていく感覚に
これではだめだと思い必死に言いました
「姫様・・・私は・・・もうだめです」
「蛙は・・・寒いとだめなのです・・・」
「おい!寝るな!寝たら死ぬぞー!」
動かなくなった白蛙にイーディスは
落ち葉を沢山かけてやりました
がさがさという落ち葉の擦れる音にまぎれ
何やら飛び跳ねる音が聞こえてきます
「やばい!奴らが・・・きやがったぜ!」
音のする方を振り返ったイーディスは
自分の思い描いていた絵空事と
あまりにも同じだったので
少しびっくりして持っていたドングリを
落としてしまいました
ふわふわとした時間の中
どんどんどんどん
ドングリが体の中に入っていく感覚に
これではだめだと思い必死に言いました
「姫様・・・私は・・・もうだめです」
「蛙は・・・寒いとだめなのです・・・」
「おい!寝るな!寝たら死ぬぞー!」
動かなくなった白蛙にイーディスは
落ち葉を沢山かけてやりました
がさがさという落ち葉の擦れる音にまぎれ
何やら飛び跳ねる音が聞こえてきます
「やばい!奴らが・・・きやがったぜ!」
音のする方を振り返ったイーディスは
自分の思い描いていた絵空事と
あまりにも同じだったので
少しびっくりして持っていたドングリを
落としてしまいました