溺愛本能 オオカミ御曹司の独占欲には抗えない
【わかった。戻ったら連絡くれ。あと、これは今日撮った楓の社員証の写真。とりあえず、俺の会社で働いてもらうことにした】
彼女の写真を添付して修也に返信する。
その写真は翔太がメールで送ってきたもの。
☆
楓が姉貴と会社を後にすると、翔太が俺に話しかけてきた。
『遥さん、メールで楓さんの社員証の写真送っておきましたから』
『何でわざわざ?』
首を傾げると、こいつはクスリと笑いながら説明しだした。
『綺麗に撮れてるんで、おじさん達に送ってあげたらどうですか?』
『お前が代わりに送っておけ。俺が送るといろいろ面倒だ』
冷淡に返すが、翔太はわざとらしく驚いた顔をする。
『へえ、人って変わるものですね。絶対に拒否するかと思っていました』
彼女の写真を添付して修也に返信する。
その写真は翔太がメールで送ってきたもの。
☆
楓が姉貴と会社を後にすると、翔太が俺に話しかけてきた。
『遥さん、メールで楓さんの社員証の写真送っておきましたから』
『何でわざわざ?』
首を傾げると、こいつはクスリと笑いながら説明しだした。
『綺麗に撮れてるんで、おじさん達に送ってあげたらどうですか?』
『お前が代わりに送っておけ。俺が送るといろいろ面倒だ』
冷淡に返すが、翔太はわざとらしく驚いた顔をする。
『へえ、人って変わるものですね。絶対に拒否するかと思っていました』