溺愛本能 オオカミ御曹司の独占欲には抗えない
13、兄の見解
「珠子さんの、ベジタブルカレー、すごい色してますね」
私の横に座っている珠子さんのトレーを見て、驚いた。
これはベジタブルというよりほうれん草カレーと言っていいくらい緑色。
「珠子さんはナンも緑ですよね」
私の前の席にいる翔太君が珠子さんのナンをじっと見る。
今日のランチはインドカレー。
翔太君と珠子さんと私の三人で美味しいと評判のインドカレーのお店へ。
昨夜は久々にお兄ちゃんに会えて嬉しかった。
遥とのことがバレるんじゃないかとドキッとした瞬間は何度かあったけど、やっぱりお兄ちゃんが側にいると心強い。
私にとって兄は父親的な存在でもある。
父の代理で私の学校行事に参加してくれたし、勉強もみてくれた。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったけど、お兄ちゃんは今月一杯まで日本にいる。
私の横に座っている珠子さんのトレーを見て、驚いた。
これはベジタブルというよりほうれん草カレーと言っていいくらい緑色。
「珠子さんはナンも緑ですよね」
私の前の席にいる翔太君が珠子さんのナンをじっと見る。
今日のランチはインドカレー。
翔太君と珠子さんと私の三人で美味しいと評判のインドカレーのお店へ。
昨夜は久々にお兄ちゃんに会えて嬉しかった。
遥とのことがバレるんじゃないかとドキッとした瞬間は何度かあったけど、やっぱりお兄ちゃんが側にいると心強い。
私にとって兄は父親的な存在でもある。
父の代理で私の学校行事に参加してくれたし、勉強もみてくれた。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったけど、お兄ちゃんは今月一杯まで日本にいる。