わたしと専務のナイショの話
いや~、永井さんはあれはあれでいろいろ考えてますよ、と思いながら、
「自分が専務のこと、好きかどうかもよくわからないんですよね。
好きとか思う前に、ガンガン話が進んでっちゃって。
なんだか自信がないんです」
と言うと、
「じゃあ、付き合うのやめたらどうだ」
とあっさり言われてしまったが。
でも、とのぞみは赤くなる。
「でも、もう」
もう? と促され、
「専務とキスとかしてしまいましたし」
と酔った弾みで言ってしまった。
「そんなおおごとみたいに」
と祐人は、ふっと笑う。
「キスなんて、たいしたもんじゃないぞ」
こうだろ、と言った祐人に壁に押し付けられ、口を塞がれる。
ひーっ。
「自分が専務のこと、好きかどうかもよくわからないんですよね。
好きとか思う前に、ガンガン話が進んでっちゃって。
なんだか自信がないんです」
と言うと、
「じゃあ、付き合うのやめたらどうだ」
とあっさり言われてしまったが。
でも、とのぞみは赤くなる。
「でも、もう」
もう? と促され、
「専務とキスとかしてしまいましたし」
と酔った弾みで言ってしまった。
「そんなおおごとみたいに」
と祐人は、ふっと笑う。
「キスなんて、たいしたもんじゃないぞ」
こうだろ、と言った祐人に壁に押し付けられ、口を塞がれる。
ひーっ。