戯言
戯言
彼の好きな所は沢山ある。


顔だったり声だったり仕草だったり。


嫌いな所を見つけるのが難しいくらい。


情事時に関して言えば、まず手の動きが好き。


わざと乳首に触れないようにして散々胸を弄んだあと、期待に膨らんだソコを少し強めに抓むところなんかは特に好き。


舌も好き。


わたしの両足の間に顔を埋めて、割れ目も入り込んでくる舌独特の感触は、彼特有の動きと相俟って最高の快感を与えてくれる。


「あっ、あっ、あああッ」

全身が震えるほどの気持ちよさから、喘ぎ声は次第に大きくなっていく。
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