最後の夏、君の太陽に。
唐揚げ屋さんから少し離れた所の、公園に入ってベンチに腰掛けた。
「いただきますっ」
「……いただきます」
透明なプラスチックカップに入れられた唐揚げを爪楊枝でつまむ。
口に入れると、サクッとした表面の感触のあと、肉汁がジュワッと溢れ出した。
「美味しい!」
1つ食べて、俺は思わず声を上げた。
となりに座る莉央ちゃんを見ると、とても熱かったのかハフハフと口を動かしていた。
そして、
「おいひいね」
俺に言ってきた。
さっきから思ってたけど、莉央ちゃんはとても面白いと改めて感じた。
「そうだな」
そうして、残りの2つの唐揚げもあっという間に平らげた。
「ねえ、この後どうする?」
何気なく、彼女に問う。
「そうだなあ……、ね、本屋行かない?」
「じゃあ、そうしよっか」
「うん」
俺は彼女と再び手を繋いで、商店街の書店へ向けて歩き出した。
「いただきますっ」
「……いただきます」
透明なプラスチックカップに入れられた唐揚げを爪楊枝でつまむ。
口に入れると、サクッとした表面の感触のあと、肉汁がジュワッと溢れ出した。
「美味しい!」
1つ食べて、俺は思わず声を上げた。
となりに座る莉央ちゃんを見ると、とても熱かったのかハフハフと口を動かしていた。
そして、
「おいひいね」
俺に言ってきた。
さっきから思ってたけど、莉央ちゃんはとても面白いと改めて感じた。
「そうだな」
そうして、残りの2つの唐揚げもあっという間に平らげた。
「ねえ、この後どうする?」
何気なく、彼女に問う。
「そうだなあ……、ね、本屋行かない?」
「じゃあ、そうしよっか」
「うん」
俺は彼女と再び手を繋いで、商店街の書店へ向けて歩き出した。