その瞳は、嘘をつけない。
5章 steady -chat-
「そう言えば、前に青木さんと南さんに会った時に聞いたんだけど!」
「なんだ?」

「初めて店に来てくれた時、私があそこで働いてること知ってたんだね!?
私、偶然だと思ってた。」
「何だよ今更、そんなのどうでもいいだろ。」

「でもでも、また私に会いたいって、連絡先聞いてくれたんでしょ?」
「あぁ・・・職権で調べても良かったんだけどな・・・。」
「え!?警察の人ってそんなことまでできるの?」
「冗談だ。」

冗談なのか本気なのか、よくわからないんだけど。

「でも嬉しいな、会いに来てくれたなんて。」
「まさかあんな風に連絡先をゲットできるとは思わなかったけどな。(にやり)」

「////////もう、それ忘れてください。
ていうか、映見ちゃんが合コン、まだ諦めてないみたいですよ!!」
「あぁ・・・・・(面倒くさ・・・)」
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