その瞳は、嘘をつけない。
そして、一之瀬さんが差した方向には南さんと青木さん。
そっか、2人きりになれるように気を使うってことね。
そんなことにも気づけない私、気が利かなすぎて恥ずかしい。
「私もコンビニ寄って行きますー。」
とちょっと大きな声で2人に言ってから(ほとんど聞いてなかったけど)、コンビニの自動ドアをくぐる。
お店に入ったところで買うものもないんだけど、自然と足はスイーツのコーナーへ。
お酒と料理でカロリー摂っちゃったから、今日は買わない。
買わないけど、また新商品出たんだーとか、この生チョコムース気になってるんだよねーなんて夢中になって眺めていたもんだから、隣に一之瀬さんが立っていたことに気付くのが、遅れた。
「甘いもの、好きなんだな。」
はっと顔を上げた私の視界に入ったのは、チョコレートの箱を抱えた一之瀬さん。
「それ、自分で食べるんですか?」
つい尋ねてしまったけど、失礼だったかな。
でも一之瀬さんの手には、アーモンド入りだったり、イチゴ味だったり、
数種類のチョコレート菓子。
大きさも様々な箱を、カゴを使わずに器用に持ってる。
手が大きいんだなぁ・・・。
そっか、2人きりになれるように気を使うってことね。
そんなことにも気づけない私、気が利かなすぎて恥ずかしい。
「私もコンビニ寄って行きますー。」
とちょっと大きな声で2人に言ってから(ほとんど聞いてなかったけど)、コンビニの自動ドアをくぐる。
お店に入ったところで買うものもないんだけど、自然と足はスイーツのコーナーへ。
お酒と料理でカロリー摂っちゃったから、今日は買わない。
買わないけど、また新商品出たんだーとか、この生チョコムース気になってるんだよねーなんて夢中になって眺めていたもんだから、隣に一之瀬さんが立っていたことに気付くのが、遅れた。
「甘いもの、好きなんだな。」
はっと顔を上げた私の視界に入ったのは、チョコレートの箱を抱えた一之瀬さん。
「それ、自分で食べるんですか?」
つい尋ねてしまったけど、失礼だったかな。
でも一之瀬さんの手には、アーモンド入りだったり、イチゴ味だったり、
数種類のチョコレート菓子。
大きさも様々な箱を、カゴを使わずに器用に持ってる。
手が大きいんだなぁ・・・。