その瞳は、嘘をつけない。
3章 an accident
「えー!!!合コンに警察官!!!!
いいないいなー!ていうか、実加ちゃん、その人と付き合わないなら私に紹介して!
あ、それよりも合コンやろうよ!警察の人集めてもらってさ!」
警察官との合コンは人気あるんだよーって教えてくれたのは映見ちゃんだったな、と今思い出した。
職場のオフィスビルの休憩室。
ビル内の施設共有の休憩室だけど、土曜日の今日は閑散としている。
同世代の映見ちゃんとは、職場で一番仲が良い。
なかなかシフトが合わず、久々に一緒に休憩に入れた。
そして、あの合コンからは既に一週間。
「ね、実加ちゃん!おねがーい!!」
映見ちゃんは、おおらかで話しやすくて、誰とでもすぐに打ち解けちゃうタイプ。
合コンもたくさん経験しているみたいなんだけど、なかなかそこから付き合う、って関係にまでならないらしい。
曰く、仲良くなりすぎて、友達としてしか見てもらえないとか。
確かに、Facebookでも映見ちゃんの友達数はすごく多いし、まだまだ増えてる。
「あ、でも連絡先聞いてないんだ。合コン開催は難しい…かな。」
「え!?連絡先交換してないの!!
なにそれー!ありえないー!!!」
そう、連絡先、交換してません。
いいないいなー!ていうか、実加ちゃん、その人と付き合わないなら私に紹介して!
あ、それよりも合コンやろうよ!警察の人集めてもらってさ!」
警察官との合コンは人気あるんだよーって教えてくれたのは映見ちゃんだったな、と今思い出した。
職場のオフィスビルの休憩室。
ビル内の施設共有の休憩室だけど、土曜日の今日は閑散としている。
同世代の映見ちゃんとは、職場で一番仲が良い。
なかなかシフトが合わず、久々に一緒に休憩に入れた。
そして、あの合コンからは既に一週間。
「ね、実加ちゃん!おねがーい!!」
映見ちゃんは、おおらかで話しやすくて、誰とでもすぐに打ち解けちゃうタイプ。
合コンもたくさん経験しているみたいなんだけど、なかなかそこから付き合う、って関係にまでならないらしい。
曰く、仲良くなりすぎて、友達としてしか見てもらえないとか。
確かに、Facebookでも映見ちゃんの友達数はすごく多いし、まだまだ増えてる。
「あ、でも連絡先聞いてないんだ。合コン開催は難しい…かな。」
「え!?連絡先交換してないの!!
なにそれー!ありえないー!!!」
そう、連絡先、交換してません。