その瞳は、嘘をつけない。
2章 first contact
駅の階段を登り外に出ると、ちょっと肌寒くて思わず身震いをしてしまう。
高校のクラス会、というか飲み会の待ち合わせ場所は駅前にある大きなモニュメント。
待ち合わせの定番とも言える場所で、金曜日の午後7時ともなれば、あちこち、大小様々な集まりができている。
集合時間オンタイム。
見覚えのある顔はないかなーとゆっくり歩く。
「実加ー!こっちこっちー!!」
よく通る、安定感のある声が響いた。
声がした方へ体を向けると、懐かしい顔をいくつか見つけた。
声の主、あおいは右手を大きく振っている。
さすが小学校の先生、貫禄がある。
高校のクラス会、というか飲み会の待ち合わせ場所は駅前にある大きなモニュメント。
待ち合わせの定番とも言える場所で、金曜日の午後7時ともなれば、あちこち、大小様々な集まりができている。
集合時間オンタイム。
見覚えのある顔はないかなーとゆっくり歩く。
「実加ー!こっちこっちー!!」
よく通る、安定感のある声が響いた。
声がした方へ体を向けると、懐かしい顔をいくつか見つけた。
声の主、あおいは右手を大きく振っている。
さすが小学校の先生、貫禄がある。