波乱万丈。2章
あきらは拒絶した
翌日話し合おうと家に来たが
口論になってしまった。
「俺はおろしてほしい…」
「私は産みたい」
その一点張りで
話はまったく進まなかった
「別にお前とは付き合ってないし、俺は知らねえ」
「はあ?てめーの種だろうが、鼻からてめーに、きたいなんてしてねーよ。ただケジメはつけろよ」
「そんな金もねーよ。勝手に死んで金にすりゃいーじゃねーかよ」
「はあ?お前子供にもしねつってんの?」
「子供と一緒に死ねば金かかんねーだろ」