一匹狼娘と一軍
『分かりやすく目の前で教えてやるよ』
そう言うとあいつは私から離れ
クラスの後ろの席の...あ、れ?朝怯えていた男の子...の前に立った。
『なあ?編入生に教えてやれよお前の存在』
そう言いその男の子の髪を掴みあげた。
[いっ、ごめんなさいごめんなさいっ]
その光景を見て笑っているクラスメイトも
いれば目をそらすクラスメイトもいる。
そして、1番この中で笑ってる奴...そうあいつしかいない。
目が、笑ってなかった。