【完】孤独な闇の中、命懸けの恋に堕ちた。
夜の世界に溶け込む蘭君を見失わないように、その背中を追っかけた。
たぶん、ずっと、これからも追いかけてしまいそうな気がするから...
とりあえず、ちょっとは進展できたのかな?
...うん、友達にはなれたよね...きっと。
お互い濡れたままラーメン屋に行ってしまったせいで
ラーメン屋の店長に「店が水浸しになるのはゴメンだ」と、頑なにお店に入れてもらえなかった。
結局蘭君の家でお得意のカップラーメンをごちそうになったけど
次の日、なぜか私だけが風邪を引いてしまった。
でも、蘭君と仲直り出来たから
このくらいの代償は付き物として考えようか...。
「へっくしゅん!!!!」