【完】孤独な闇の中、命懸けの恋に堕ちた。
俺の言葉一つ一つで喜んで顔を赤く染めるこいつが好きだ。
こいつに救ってもらってすべてが変わったのなら
それじゃあ次は、俺が彩羽を幸せにする番だ。
世界が終わっても、どちらかが息絶えて、どちらかがこの世に残されたとしても
一生消えることも、忘れることすら許されない愛という存在で出来た君を。
この手で幸せにしてみせるから。
「卒業したらすぐに結婚だな」
「...子供も早くほしいな〜」
「早くは無理だな 」
「えっ...なんで?」
「だってそれじゃあ...」
"俺がお前を独り占めできねえだろ?"
ー番外編おしまいー