ヘタレなボクが愛した人
初デート
後日、ボクはお姉ちゃんの家に呼ばれ、来ている。
座るよう促され、席につくと、雪弥さんとお姉ちゃんがボクの前に座った。
「こないだ、あなたの話を聞いて、お節介かもしれないとは思ったんだけど…」とお姉ちゃんは言ってスーッと小さな封筒をボクの前に置いた。
「何?これ…」とボクが聞くと、
「中身見てみ!」と雪弥さんに促されて中を見ると、
そこには水族館のチケットが2枚入ってた。
「ここ有名なんだよ〜!アートティックな水族館って。プロジェクションマッピングとかあるしね、プラネタリウムとかもやるんだよ〜もちろんショーも大人気で!」とお姉ちゃんが言う。
「二人で行ってきな」と雪弥さんに言われた。
えっ?ボクとありさちゃんが二人で?
そんなん無理だよ…
ボクの気持ちを察したのか、「とりあえず、私からもありさちゃんに話つけとくから、連絡しなさい」とお姉ちゃんは言った。
その後、だいぶ説得されて、
『ありさちゃん、今度デートしませんか?』シンプルにそう送ってみた。
けど…手が震えて…うまく送れたかはわからない。
怖くてスマホを見ることが出来なかった。
座るよう促され、席につくと、雪弥さんとお姉ちゃんがボクの前に座った。
「こないだ、あなたの話を聞いて、お節介かもしれないとは思ったんだけど…」とお姉ちゃんは言ってスーッと小さな封筒をボクの前に置いた。
「何?これ…」とボクが聞くと、
「中身見てみ!」と雪弥さんに促されて中を見ると、
そこには水族館のチケットが2枚入ってた。
「ここ有名なんだよ〜!アートティックな水族館って。プロジェクションマッピングとかあるしね、プラネタリウムとかもやるんだよ〜もちろんショーも大人気で!」とお姉ちゃんが言う。
「二人で行ってきな」と雪弥さんに言われた。
えっ?ボクとありさちゃんが二人で?
そんなん無理だよ…
ボクの気持ちを察したのか、「とりあえず、私からもありさちゃんに話つけとくから、連絡しなさい」とお姉ちゃんは言った。
その後、だいぶ説得されて、
『ありさちゃん、今度デートしませんか?』シンプルにそう送ってみた。
けど…手が震えて…うまく送れたかはわからない。
怖くてスマホを見ることが出来なかった。