ヘタレなボクが愛した人
ライブ当日。
ボクらは麗華水族館の1室を借りて、機材やメイクの準備を整えた。
そして、ボクらは、お姉ちゃんが作ってくれた服に袖を通した。
みんなが邪魔し合わず、オシャレでキラびやかになった。
観客として、お姉ちゃんと雪弥さんは見守ってくれることになり、ありさちゃんも来てくれた。
お昼を少し過ぎた頃、ボクたちのライブはスタートした。
それに合わせてどんどん人は増えていき、周りはすぐにいっぱいになった。
『みんなのおかげで今がある』
そう思えるようになったボクは自身を持って演奏を始めた。
聴き入ってくれるボクたちのファンのために…
そして大好きなありさちゃんに届くようにと心を込めて。
ライブは大成功に終わった。
凄い歓声に包まれながら皆が帰っていく。
ボクは麗華水族館の中を回ろうかと考えてあたりを見渡していると、
「お疲れ様です」と声をかけてくれたありさちゃん。
気を使ったのか、皆は帰り支度をしている。
お姉ちゃんと雪弥さんはデートをしてから帰るらしい。
「ズルい」と言われてしまい、首をかしげていると、
「急にカッコイくなり過ぎ…皆、順也さんのこと見てた…」とありさちゃんは言う。
ボクはそんなこと気づいてもなかったけど。
「なんか…少し寂しかった。皆に順也さん取られた気がして…」
なんて上目遣いで可愛く言われて、ボクは理性が飛びそうになる。
ありさちゃんこんなこと言う人だったかな?こないだのデートも思ったけど。
大胆過ぎない?
もしかして…ボクへのアプローチなのかな?
イヤイヤそんなわけない。ありさちゃんはボクみたいな人タイプじゃないはずだし!
「何処かでお茶でもしていく?」とボクが言うと嬉しそうにウンと頷いてくれた。
なのでボクたちは並んで歩き、水族館を後にした。
ボクらは麗華水族館の1室を借りて、機材やメイクの準備を整えた。
そして、ボクらは、お姉ちゃんが作ってくれた服に袖を通した。
みんなが邪魔し合わず、オシャレでキラびやかになった。
観客として、お姉ちゃんと雪弥さんは見守ってくれることになり、ありさちゃんも来てくれた。
お昼を少し過ぎた頃、ボクたちのライブはスタートした。
それに合わせてどんどん人は増えていき、周りはすぐにいっぱいになった。
『みんなのおかげで今がある』
そう思えるようになったボクは自身を持って演奏を始めた。
聴き入ってくれるボクたちのファンのために…
そして大好きなありさちゃんに届くようにと心を込めて。
ライブは大成功に終わった。
凄い歓声に包まれながら皆が帰っていく。
ボクは麗華水族館の中を回ろうかと考えてあたりを見渡していると、
「お疲れ様です」と声をかけてくれたありさちゃん。
気を使ったのか、皆は帰り支度をしている。
お姉ちゃんと雪弥さんはデートをしてから帰るらしい。
「ズルい」と言われてしまい、首をかしげていると、
「急にカッコイくなり過ぎ…皆、順也さんのこと見てた…」とありさちゃんは言う。
ボクはそんなこと気づいてもなかったけど。
「なんか…少し寂しかった。皆に順也さん取られた気がして…」
なんて上目遣いで可愛く言われて、ボクは理性が飛びそうになる。
ありさちゃんこんなこと言う人だったかな?こないだのデートも思ったけど。
大胆過ぎない?
もしかして…ボクへのアプローチなのかな?
イヤイヤそんなわけない。ありさちゃんはボクみたいな人タイプじゃないはずだし!
「何処かでお茶でもしていく?」とボクが言うと嬉しそうにウンと頷いてくれた。
なのでボクたちは並んで歩き、水族館を後にした。