時を超えた王女と戦国武将達 中編
一方、びびが後にした軍議の部屋では...。
「なるほどそういうことか。」
「呆れた。で、様子がおかしかったわけね。」
「殺さねーと自分が殺されるかもしれないのに殺すな、か。」
「あいつは不思議な女だ。あいつが住んでた世はよほど平和なんだな。この乱世では想像もつかないほどに。」
「はい、びび様に助けを求めた人は短刀を隠し持っていました。焦ってるびび様は信長様の一方的な刺客に見えたのでしょう。」
光秀、家康、政宗、光秀の順に三成があの時見た事実を告げた。
「びび様には秀吉様が伝えています。」
「そしてもう一つ妙なことが...。その方は息は引き取っていましたが、信長様に一撃もらった傷が綺麗に塞がれていたのです。」
「...!?」
「なるほどそういうことか。」
「呆れた。で、様子がおかしかったわけね。」
「殺さねーと自分が殺されるかもしれないのに殺すな、か。」
「あいつは不思議な女だ。あいつが住んでた世はよほど平和なんだな。この乱世では想像もつかないほどに。」
「はい、びび様に助けを求めた人は短刀を隠し持っていました。焦ってるびび様は信長様の一方的な刺客に見えたのでしょう。」
光秀、家康、政宗、光秀の順に三成があの時見た事実を告げた。
「びび様には秀吉様が伝えています。」
「そしてもう一つ妙なことが...。その方は息は引き取っていましたが、信長様に一撃もらった傷が綺麗に塞がれていたのです。」
「...!?」