時を超えた王女と戦国武将達 中編
「この乱世ではよくある事だ。殺した時は何も感じなかった。でも、殺した感覚は今でも残っている。」

「俺はこの日本の領地丸ごと手に入れてくだらない身分の差も取り払う。」

「それってこの国を平和にしたいということですか。」

「そうではない。異国の奴に聞いたんだ、『うぃすとりあ』という天空にある城には莫大な力があると...。それでもっと日本に文化を広げ多くの異国の者達と貿易をする。」

え!?ちょっと待って!?

「ウィストリアはただのおとぎ話じゃ...。本当にあるはずがない...!」

だってそれは現代でもおとぎ話って語り継がれてるから...。

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