時を超えた王女と戦国武将達 中編
「何でもありません。
私、仕事しなくちゃならないので戻りますよ。」
「待て。貴様の働きぶりは家臣たちから聞いている。
最近は他にもやることを増やしたそうだな?」
もう、私が看護の勉強してる事が耳に入ってるの!?
「はい。戦に同行すると決めた以上何もしないままでは嫌なんです。
戦うことは出来ないけど、せめて誰かの手助けはしたいから。」
「貴様...。初めて会った時と変わったな。
薬のことなら家康に聞くといい。
あやつは薬を作れる。」
それ誰かにも言われた気がする。
私は誰にも傷ついてほしくない。だから戦をしてほしくないという気持ちは絶対変わらない。
「ありがとうございます!
私、行きますね。」
待てと言われて握られていた手を離してもらって天守を離れた。
私、仕事しなくちゃならないので戻りますよ。」
「待て。貴様の働きぶりは家臣たちから聞いている。
最近は他にもやることを増やしたそうだな?」
もう、私が看護の勉強してる事が耳に入ってるの!?
「はい。戦に同行すると決めた以上何もしないままでは嫌なんです。
戦うことは出来ないけど、せめて誰かの手助けはしたいから。」
「貴様...。初めて会った時と変わったな。
薬のことなら家康に聞くといい。
あやつは薬を作れる。」
それ誰かにも言われた気がする。
私は誰にも傷ついてほしくない。だから戦をしてほしくないという気持ちは絶対変わらない。
「ありがとうございます!
私、行きますね。」
待てと言われて握られていた手を離してもらって天守を離れた。