時を超えた王女と戦国武将達 中編
「なんであんたに教える必要があるの?」

なんか質問攻めだな。

「私は以前あなたに言われた通り戦えなくて、心も弱いです。
でも、そのままで終わりにしたくない。
弱いからこそ私にできることはないか探しました。

誰にも傷ついてほしくないから傷ついた人たちを助けたい。という答えが出ました。」

「あんた...変わったね。」

私のどこが変わったんだろう?

「いいよ...。あんたに教えてあげる。
でも、聞き逃してもそのまま置いてくから。」

「は、はい!
ありがとうございます!」
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