私の背負う荷物

はぁーーーーー

色々と順調すぎて、
幸せすぎて、こわいな。

この幸せがなくなったらって思うと
このまま時が止まってほしいなって

それだと成長しないままだから
そんなこと、本気では願わないけどね!

気分転換に髪の毛ばっさり切っちゃおうかな。

いつ間にか腰まで伸びていた髪の毛

前の彼氏が髪の毛長いのが好きで
好み合わせてずっと伸ばしてた

(いい加減…切ろっか…)

それに、暑くなってきたからちょうどいいかもね!


プルルルップルルルッ

「あれ?マキちゃん?」

「あ、ユウさんおはようございます!」

「どうしたの?」

「髪の毛ばっさりいこうかなって…
それでユウさんのとこで切ってもらえないかなと」

「そういうことだったら任せて♪
今日だと、14時からなら空いてるけど…」

「その時間にお願いします!」


久しぶりに短くする
似合うように切ってもらおう♪

気分がよくなった私は、久しぶりに
中学の友達に連絡をした。

ールミ久しぶり!マキだよ?


すぐは返ってこないだろうし、
髪の毛切りに行く前にお風呂入ってこよっと


休みの日が一人でもこんなに充実した日になるとは…笑
我ながら恐ろしい

前までは彼氏とずっと一緒にいたから、
美容とかあんまり出来なかったからなぁ

今はのんびりお風呂入って汗かいて
上がったら、さっぱりとヨーグルト食べてって

ピロンっ

ーおぉひさしぶりじゃん!元気してんの?

わぁおっ
元彼の件ですっかり飽きられてたけど、
返信してくれた!!泣

ー元気だよ!元気!ルミに会ったらもっと元気!

ーなにそれ笑てか彼氏大丈夫なん?

ーあれ?まだ言ってなかったっけ?今年の2月に別れてるよ

ーえ?マキが?あのマキが??笑

ーもう!ひどいー。今日空いてる?

ー今日はバイトあるから、終わった後なら!

ー了解!バイト終わったら連絡ちょうだい!


わぁなんかうれしい
これで私の幸せなこともう一つ増えた♪

髪の毛切ってー、ルミと久々に会ってー、
たった二つの予定だけど
私にとってはすごく嬉しい予定。


「マキ、なんか最近楽しそうね?」

「わかる??最近、楽しいことばかり♪」

「ニコニコしてるマキのが可愛いわね!」

「マキはいつもニコニコしてますー!」

「そう?前の彼氏と付き合ってたとき、
今にも死にそうな顔してたわよ笑」

「え!そうだったの!?もうなんでその時言ってくれないの泣」

「だって、恋は盲目でしょ?
お母さんだって年下の彼と付き合ってるじゃない?
お母さんが彼の歳で、こんな年上の男の人と付き合えるかって言われたら無理よ笑」

「あ、そっか!16コ下だっけ?」

「そうそう、マキにとって良いひとに出逢えるといいわね♪」

「出会うまでは女磨き頑張りまーす
てことで、髪の毛切りにいってきます!」

「気をつけていってらっしゃい♪」

< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop