雪と断罪とそして、紅
私の居場所【後編】
≪凌side≫
「クソ……ッ」
苛立って椅子を蹴り飛ばす。
何故、こうなった?
誰かがアイツを陥れようとしているのか?
叶花の奴か……?
「凌、荒れてるけど何かあった?」
紅斗と共にパトロールに出ていた江が帰って来て、荒れている俺を見て問いかけてくる。
「……浅井が叶花への暴行容疑で任意同行で警察に行った」
「「は!?」」
意味が分からないというように、江と紅斗はすっとんきょうな声をあげる。
「紅斗がそんなことするわけない!」
「そうだよね。てか、それって叶花の仕業なんじゃ──」
すると、デスクに置いていたスマホに着信が届く。
「クソ……ッ」
苛立って椅子を蹴り飛ばす。
何故、こうなった?
誰かがアイツを陥れようとしているのか?
叶花の奴か……?
「凌、荒れてるけど何かあった?」
紅斗と共にパトロールに出ていた江が帰って来て、荒れている俺を見て問いかけてくる。
「……浅井が叶花への暴行容疑で任意同行で警察に行った」
「「は!?」」
意味が分からないというように、江と紅斗はすっとんきょうな声をあげる。
「紅斗がそんなことするわけない!」
「そうだよね。てか、それって叶花の仕業なんじゃ──」
すると、デスクに置いていたスマホに着信が届く。