ダブル☆愛☆

「僕……応援するよ」


「え？」


「彼と付き合うことでお姉ちゃんが幸せになれるのなら……僕は応援するよ」
まなが顔をあげて気持ちを話してくれた。




それを見ていた私は、もうたまらなくなって。


ギューっ!!ってまなを抱き締めたくなった。


「お姉ちゃん……？」

まなが驚いた顔をしてる。


「まな…ありがとう。よく決断してくれたね。苦しかったね……」


「お姉ちゃん……うわあああん!!」

まなも私に抱き着いてくる。


よしよし。


私はまなの背中を撫でてあげた。