ダブル☆愛☆
「とにかく私は、まなのことも大以上に好きで大切なの。それだけは忘れないで。困った時は、遠慮なくお姉ちゃんを頼っていいのよ?」


「お姉ちゃん……ありがとう」


「1週間ぶりの学校だけど、大丈夫?」


「んー。ちょっと緊張してるけど、仕方ないよ。みんな心配してるかも」


「そか。大丈夫!!いつものまなでいればね。胸を張ってね!!」


「うん!!」




支度を終えてまなと家を出る。


「おー。1週間ぶりの外だ。眩しいや」


そう言って、まなは太陽に向かって大きく伸びをした。
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