ダブル☆愛☆
ーーーそれから、どのくらい意識を失っていただろう?


ふと目を開けると、私は自分のベッドに横になっていた。

そして。


今にも泣き出しそうな顔で、まなが私の手を握っていた。


「お姉ちゃん!?」

「まな……?あれ、私どうして……」

「突然倒れるんだもん‼僕心配で…」

「そう……ごめんね」


あれからのことは何も覚えていない。

急に頭に激痛が襲って。

倒れて、意識を失って……。


「お姉ちゃん。あれから三日も寝込んでたんだよ?」

「そう……」
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