ダブル☆愛☆
まなにとっては、いつもそばにいる私のことを、もう一人のお母さんだと思ってるみたい。




それは、どこの家庭でもあるごく普通の姉と弟だって思う。





しかし、私の場合はちょっと違う・・・。



何故なら・・・。




「まな、おはよ・・・・。ってちょっと!また私の布団の中に勝手に入って!」




「だって、お姉ちゃんなかなか起きないんだもん。それに・・・お姉ちゃんの布団の中あったかくて気持ち良くて・・・」





「だからって・・・・!ほら、早く準備しないと遅刻、遅刻!」




「お姉ちゃん、何慌ててるの?可愛い!そんなお姉ちゃん大好き!」



そう言って、ギュウっ!って私に抱きついてきた。
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