君が輝いて見えたから。
その声、聞きたい。
午前の講義を全て終えたあたしは、アユミと一緒に食べるために時間を潰していた。どこに行こうかな。
どこで時間潰そうなんか考えていたら光城リュウタの背中が見えたあの腰が低いジーパンに白シャツ、さらに黒髪の中で銀色に光るいくつかのピアス、どこででも見つけられように感じた。
あの声、もう一度聞きたいな。凄い落ち着く感じで耳響きが良かった。
後をつこう。いや、気持ち悪いでしょ。でも声聞きたい。いや、でも…
あたし、変態決定です。
図書室に足を入れた瞬間そう思った。
自分が急に恥ずかしくなって光城がどこに行ったのを確認せずに自分の好きな作家のある棚に向かった。
普通に本をいじってたら棚の隙間から反対側に光城がいるのが見えた。やばい、偶然すぎる。しかも、何この少女マンガレベルの展開。
でも、やっぱり、 カッコ良いな… なんか、不思議な雰囲気っていうか意思もなく見惚れちゃうような魅力。気が付いたら目で動きを追ってるし…
「白百合ちゃん?」
そんな時、夢から目覚めたようにハッとした。
「山本先生!」
「久しぶりだね。休みどうだった?」
「あ~、リラックスできました!」
山本先生は大学の人気女教師で財務の先生。去年、お父さんの会社が倒産寸前だったから、何か役に立つと思って色々と相談にもらってた。
「私もね、この休みで…」
山本先生が話始めた。真剣に話しを聞いていると、先生がいきなり止まって、あたしの後ろにいる誰かに手を振った。
「光城くん」
先生が言ってあたしは思わず後ろを見た。そうしたら、光城リュウタが 頭小さく下げて近づいてきた。
「あっ、先生あたしもう行きますので、失礼します」
慌てて、嘘をついた。ヤバイ、超恥ずかしい。
「あっ、いいよ、白百合ちゃん。またね。たまに職員室に顔だしてよ、お菓子ごちそうしてあげる。」
「もう、小学生じゃないんですよ。」
「お菓子に目はない癖に。」
「お互い様です」
あたしは笑いながら先生に背中を向けたら、ちょうど光城とすれ違った。
「先生、お久しぶりです。」
一瞬ドキっとした。背中の方から聞こえてきたあの声に何でこんな反応するんだろう。なんか、胸が変な気持ちだけどすごい良い気分。笑顔が止まらない。本当に不思議な人だな。
どこで時間潰そうなんか考えていたら光城リュウタの背中が見えたあの腰が低いジーパンに白シャツ、さらに黒髪の中で銀色に光るいくつかのピアス、どこででも見つけられように感じた。
あの声、もう一度聞きたいな。凄い落ち着く感じで耳響きが良かった。
後をつこう。いや、気持ち悪いでしょ。でも声聞きたい。いや、でも…
あたし、変態決定です。
図書室に足を入れた瞬間そう思った。
自分が急に恥ずかしくなって光城がどこに行ったのを確認せずに自分の好きな作家のある棚に向かった。
普通に本をいじってたら棚の隙間から反対側に光城がいるのが見えた。やばい、偶然すぎる。しかも、何この少女マンガレベルの展開。
でも、やっぱり、 カッコ良いな… なんか、不思議な雰囲気っていうか意思もなく見惚れちゃうような魅力。気が付いたら目で動きを追ってるし…
「白百合ちゃん?」
そんな時、夢から目覚めたようにハッとした。
「山本先生!」
「久しぶりだね。休みどうだった?」
「あ~、リラックスできました!」
山本先生は大学の人気女教師で財務の先生。去年、お父さんの会社が倒産寸前だったから、何か役に立つと思って色々と相談にもらってた。
「私もね、この休みで…」
山本先生が話始めた。真剣に話しを聞いていると、先生がいきなり止まって、あたしの後ろにいる誰かに手を振った。
「光城くん」
先生が言ってあたしは思わず後ろを見た。そうしたら、光城リュウタが 頭小さく下げて近づいてきた。
「あっ、先生あたしもう行きますので、失礼します」
慌てて、嘘をついた。ヤバイ、超恥ずかしい。
「あっ、いいよ、白百合ちゃん。またね。たまに職員室に顔だしてよ、お菓子ごちそうしてあげる。」
「もう、小学生じゃないんですよ。」
「お菓子に目はない癖に。」
「お互い様です」
あたしは笑いながら先生に背中を向けたら、ちょうど光城とすれ違った。
「先生、お久しぶりです。」
一瞬ドキっとした。背中の方から聞こえてきたあの声に何でこんな反応するんだろう。なんか、胸が変な気持ちだけどすごい良い気分。笑顔が止まらない。本当に不思議な人だな。