Sweet Candy ~嫉妬~

「はい。お土産。」


そう言ってあたしの手を握った。

手の中には少し丸いもの。


見るとそこには…



「ネックレスだ!!」




キラキラ光る青い色の…まるでビー玉のような形。


「何かビー玉みたいじゃん?」


やっぱりあたし達にとってビー玉は特別なもの。


「うん!ありがとう…陸。」


だからなおさら嬉しいんだ。


あたしはギュッとネックレスを握り締めた。




「あ、付けてみようかな、いい?」


ちょっと照れるけどやっぱりつけたい!




「ん、つけてやるから。ほら。」


そう言ってあたしの手からネックレスを取るとあたしを後ろに向かせた。



何か…ドラマの1シーンみたいでドキドキする////



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