今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
その日の放課後、ユメちゃんは朱里とアクセサリーショップに行って、
「こんなの彼氏に買ってもらいたーい。あれ?入らない…もしかして私指太い?朱里はサイズどのくらい?」
なんて、本当にさりげなく朱里の指輪のサイズを調べてきてくれた。
ユメちゃんは本当に良い子。
一体何度力になってもらったのかな。
朱里の指輪のサイズが分かった日、早速朱里貯金をおろして指輪を買いに行った。
悩んだけど…朱里のイメージにピッタリなピンクゴールドの指輪を選んだ。
小さな頃から朱里に指輪を買うためにコツコツと貯めたお金だから、さすがに全額は使わなかった。
だってもしも朱里にOKしてもらえたら、いっぱいデートしたいし、将来は結婚指輪も買いたいから。