今日もたっくんに溺愛されちゃっています。
「俺、諒介さんのおかげでこの想いを貫くことに決めたよ」
「おー、やれやれ。それはもうストーカーの如く付き纏え」
「えー…ストーカーはマズイでしょ」
「幼馴染みは不利なんだよ。そんくらいしないと振り向いてなんてもらえない。まぁやりすぎて嫌われた俺が言っても説得力ないけどな」
「いや、諒介さんはすごいよ。マジで尊敬してる」
「尊敬されちゃったなら引っ越す前に小春にもっかい告るか。おまえの元彼に尊敬された俺すごいだろ?だからさっさと俺を好きになれって」
「ハハ、前向きだね。見習うよ」
「頑張れよ。俺、小春に嫌われて寂しくて不安で他の女と繋がってなきゃ生きていけないクズだけど…でも死ぬまで小春を好きでいる。そんな自分が好きだから」
諒介さんはどこまでも俺を痺れさせる。
俺も、自分を好きになりたい。
死ぬまで頑張りたい。