紫陽花とネバーランド
「うん。だから助けた」

何言ってんのと言いたげな表情。声も低め。

頑張って猫かぶってるけど、ちょいちょい素が出てるよ。無意識だろうけど。

けど、知ってて助けたって、、ネバーランドってそういうコンセプト?の場所だったけ。

「空飛んでる途中に見つけて、死のうとしてるのわかったからちょうどいいやって思って連れてきた。追い出したりしないから安心してね。これからよろしく!ウェンディ!」

すっごい爽やか笑顔だけど、要は強制連行ってことか。

「ここが君の家。他にいい場所があったら引っ越してもいいよ」

うわあ、話がどんどん進んでく。
< 17 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop