紫陽花とネバーランド
なだれこんでくる子どもたち。5歳ぐらい、、だろうか。

男の子、女の子、黒髪、金髪、、いろんな子が、わらわらとあたしの周りに集まってきた。

「ねえっ、なまえは?なんてなまえーっ?」
「わたしとおんなじくろかみだ!」
「あそぼうよ!そといこ!」

とにかく元気だ。ひとりっ子のあたしはこういう状況に慣れてない。

なんて言ったらいいんだろう、そもそも明らかに外国の子に日本語は通じるのか、、と考えて気づいた。

圧倒的に外国の子多く、さっき話しかけてきた子たちも金色の髪や、目の色素が薄かった。
でも、日本語で話していた。

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