7人目のバンドマン


だけど・・・・・。

なんて・・・綺麗な声なんだろう。


自分でも驚くほど、
僕の足は無意識のうちに家の方向では無く、
聞こえてきた歌声へ進んでいた。



いつもは大体ギター片手に叫ぶのか歌っているかよく分からない男の人がいるんだけど・・・今日は・・・・違う・・。


そこにはキーボードと・・
・・・綺麗な女の人がいた。


いつもと違う光景に足を止めたのは僕だけでは無く、

女の人の周りにはちょっとした人だかりが出来ている。



< 13 / 267 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop