7人目のバンドマン


「和也!ブレイクタイムも兼ねて1曲弾いてやるよ。何が聞きたい?」


「え!?リクエストしてもいいんですか?」

隼人さんの提案に思わず身を乗り出した。



「和也は私達の曲の中で何が一番好き?」

立花さんもタオルで汗をふきながら、
“何でも来い!”
と言わんばかりの笑顔を見せてくれる。



「じゃ、じゃあ・・・。“杏子”を!」




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