7人目のバンドマン



女の人とここまで話したのは何年ぶりだろう。


それ程自分の中では大健闘の口の動かしだった。





「・・え!?ねぇ和也、これなに?」


「・・・あ!そ、それはダメです!」


立花さんは僕のノートのあるページを見ると、

少し目を見開きながら僕に尋ねたけど・・・

それは絶対に他人に見られたくなかったページだった。



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