7人目のバンドマン
「和也、1週間で詞を書け。」
「え・・・。」
「来週の木曜日、この時間に迎えに来るから。それまでに仕上げておけよ。」
「ど、どういうことですか?」
「じゃあそういう事で。さようなら。」
イカついのか礼儀正しいのかどっちなんだ!?
ペコリとお辞儀をした隼人さんはバイクに跨がり、あっという間に過ぎ去っていった。
渡された2枚のCD・・・。
嫌な予感とワクワク感の2つを感じながら、家の中へと入る。
第3話 完