誰よりも君を想う
「大丈夫ーーー?」
「あっ、ありがとう」
これが、君と俺の出会い。
「夕、何してんの?
あっ、女の子だ。大丈夫?
立てないの?」
この子のことが好きなんだ夕くんは。
優しい可愛い人だ。
「あの、ありがとう。
夕くんって言うんだ。
大丈夫」
私はゆっくり立ち上がる。
「俺らと同い年?俺ら、S高校受験すんだ。
会えるといいな」
その時、君が笑ってるのに俺は気づけないでいた。
歩ける?、と言えば、大丈夫、と返ってくる。
だから、あの日大丈夫だったんだ。
無事に帰ったんだ、と思ってた。
「あっ、ありがとう」
これが、君と俺の出会い。
「夕、何してんの?
あっ、女の子だ。大丈夫?
立てないの?」
この子のことが好きなんだ夕くんは。
優しい可愛い人だ。
「あの、ありがとう。
夕くんって言うんだ。
大丈夫」
私はゆっくり立ち上がる。
「俺らと同い年?俺ら、S高校受験すんだ。
会えるといいな」
その時、君が笑ってるのに俺は気づけないでいた。
歩ける?、と言えば、大丈夫、と返ってくる。
だから、あの日大丈夫だったんだ。
無事に帰ったんだ、と思ってた。