誰よりも君を想う
ごめん、やっぱり好き。。

君を連れ出して。

授業中の教室。

普通に、入って行く俺にみんなが見てる。


俺は気にせず、まっすぐ愛菜の側に来た。



「夕ーー?授業始まってるよ」



「知ってる。


愛菜、ちょっと来い‼」


ーーーーグイッ



君の腕を君の体を強引に、引き寄せる。



「やぁ………夕っ」


やだ、みんなが見てる前で恥ずかしい。


ーーーーーガシッ



「愛菜に触るなよ夕………



愛菜は、俺のだ‼」



腕が、伸びてきて離される。


好きな奴の温もりが消えて、変わりに空気を掴んだ。


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