誰よりも君を想う
いつも、教室には三人仲良くいた。



今は、夕だけのいない教室にため息をつく。



「愛菜、夕知らない?」




「夕ーーーーー?



誰?」



やっぱり君は、知らないのか。



なんで、夕だけ………



「なんでもない」



「変な、光」


クスクス笑う愛菜。


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