誰よりも君を想う
「2年の風見に、ヤられそうになってたんだよ。



光………なんで遅れた?


俺が居なきゃ今頃愛菜は、何をされてたかわからなかった」




夕が、怒ってる。


その理由が、私にはわからなくて。


「悪い………先生に捕まって。


って言い訳になんないか………



愛菜……ごめんな。


怖かったな、ごめん。



それと、俺は愛菜が好きだ。



付き合って欲しい」




どんな言葉よりも、今までで一番嬉しい。


この一瞬で、世界が変わったの。



「私も光が好きーーーーっ」



そう、私は知らなかった。 


夕が、見ていることを。


夕の想う気持ちなんてーーー。



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