誰よりも君を想う
どうして、ここにいるの?とか、、



なんで助けに来てくれたの?とか、、



頭の中は、混乱してた。



走ってきたの?、って言われるぐらい汗をかいて



君はいた。




私を見つめる目は優しくーーー


その瞳に囚われた。



力強い手が、私の体をやんわりと包む。



「夕…………どうしてーーーー?」




私は戸惑いを隠せない。



ぎゅっ、と抱き締めた温もりを感じてそれが安心する温もりだと、気づいた。



< 61 / 104 >

この作品をシェア

pagetop