誰よりも君を想う
「あっ、君こっちだよ。



出口はあっち。


あの、白い扉を開けて」




誰?



長い茶髪の女の子。


たぶん同い年ぐらい。


つか、俺が見えるって幽霊じゃん。



「君は??」



「いいから、あの扉くぐってよ」



答えになってない。


なんなんだ、アイツ。


俺は頭に?マークを乗せ、ただ扉に近づく。



そして、ドアノブを掴んだ。



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