不器用な恋愛


「これが

私が木下さんをブロックした理由です。

聞いてくれてありがとうございました

たくさん迷惑かけて

しつこくしといて

自分勝手に距離を置いたりして

ごめんなさい。

全部全部私のわがままに付き合わせて

本当にごめんなさい。」

「菜乃花。

俺を好きになってくれてありがとう。」


木下さんの言葉に

我慢していた涙が溢れ出した


好きだった

すごくすごく好きだった


伝わることはないと思ってた気持ちを

本人に伝えることができた

私の気持ちを認めてくれた


すごいな

彼の一言だけで

私彼に恋して良かったと思えてる

恋ってすごいな。


< 145 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop