不器用な恋愛



地元に帰ってきた私達だが

まだお腹が空いていなくて

バッティングセンターに行くことになった


なんかクネクネしてる彼の姿に

“女打ち”とか“オネェが出てる”

とからかって笑った

嫌な後輩だ

でも彼は

“おーいー”

と怒るフリをしながら

自分でも思うと笑っていた


私が打っている時は

“上手い上手い”とか“今の素晴らしい”

と言った言葉を掛けてくれた



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