二度目のきみ
「れーんくん!!おはよう?!」

、、、、「は!?あや、どうやって俺の部屋に....あ、、通り抜けられるのか...」

「そうなんです!!廉くんにどこまでもついていけるよ!!!べったり!!笑笑」

「、、、トイレは?」
ニヤつかせた顔で聞いてきた。いじわるだ。
「ついていかないもん」

「ぷはっ笑 怒るなって!笑
行こう?一緒に。学校」

「うん!!!!はやく!いこう!はやく!準備して!!〜〜♪」

「はいはい笑」

やったぁ〜また廉くんと学校に行ける〜

廉くんが事故にあいそうになったりしたらわたしがいくらでも守れちゃうかも!なーんて!さわれないから無理かな??
いやでも何かしら力はあるはず...だって幽霊だよ?笑

「また廉くんとこうやって歩けて、嬉しい♪」

「そうだね」廉くんの頰が少し赤に染まった

ーーーードンっ!!
「わっ、、ごめんなさい!!!」

曲がり角でカップルにぶつかってしまった。

彼氏が彼女さんを守ってあげてた、、、。いいなぁ。手とか、、繋ぎたかったな

伸ばせば届くのに、触れられない。。。

ーーだめだだめだ!こうやって廉くんにまた会えたのでさえ奇跡なんだから、、贅沢なこと考えちゃダメだ、、

ーーーーー
廉side
さっき曲がり角でカップルにぶつかってしまった。あいつ大丈夫かな!?っておもって、引っ張ろうとしたけどダメだった。

そうだ、触れられないんだった、、。

たとえ幽霊であっても、危ないもんは危ない、俺がいつでも守ってやりたい、、それなのに、触れられなければ意味がない。

あいつの手は透けている
形は、なしてるのに、、

手をつなぐことも許されないんだな、、、

でも、いまはあいつとこうやってまた話せてるだけいいか。
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