Dark Light
多分、この建物は5階位まで。






その丁度、5階のところに私は着いたところで、男は今3階に着いた位。







呼吸を整えながら、下を見る。






「……大丈夫そう。」






カンカンカンカン






「はぁはぁっ、やっと、、、もう逃げらんねぇぞ。」







そう言って階段を上がってくる男は後、10段ほどで私に追い付く。






―――逃げらんない?





「それは違うよ。



…ここに絶好の逃げ場があるじゃん。」








男が後数十センチで私に触れそうな時。







私は階段の手すりを乗り越えて、そのまま下へ落ちた。







「はぁっ?!おいっ!!」







焦る男の声にしてやったと思うのもつかの間。







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