Dark Light
─────────翌日
「いらっしゃいませ、こんばんはー。」
私はバイトに来ていた。
急遽、これなくなった人の代理として呼ばれたのだ。
今日は水曜日。
実は水曜日は定休にしていたので、2年も経つのに入るのは今日が初めてだ。
「仁那ちゃん、ごめんね?
急に入ってもらって…明日は休んでいいからね。」
スタッフルームから出てきた店長が私に言う。
「いえ、大丈夫です。明日も来ます。
元々シフト入ってたんで。」
そう言って、品出しをする。
「そっか…ありがとう。」
店長はポンと私の頭に手をおいて、スタッフルームへ消えてった。
「…………。」
一瞬、パパの手を思い出した。
大きくて、優しくて、ハンドルの握りすぎで、グローブしてるのに豆が沢山潰れてる手。
でも…凄く心地よい手。
「いらっしゃいませ、こんばんはー。」
私はバイトに来ていた。
急遽、これなくなった人の代理として呼ばれたのだ。
今日は水曜日。
実は水曜日は定休にしていたので、2年も経つのに入るのは今日が初めてだ。
「仁那ちゃん、ごめんね?
急に入ってもらって…明日は休んでいいからね。」
スタッフルームから出てきた店長が私に言う。
「いえ、大丈夫です。明日も来ます。
元々シフト入ってたんで。」
そう言って、品出しをする。
「そっか…ありがとう。」
店長はポンと私の頭に手をおいて、スタッフルームへ消えてった。
「…………。」
一瞬、パパの手を思い出した。
大きくて、優しくて、ハンドルの握りすぎで、グローブしてるのに豆が沢山潰れてる手。
でも…凄く心地よい手。