美しく優しいお姫様は探偵で



「してません! だいたい、どうして私が……!」




「状況からしてお前しかありえないから、疑われてるんだよ」





この声……!





「小宮先輩!?」




「久しぶり、東雲。まさかこんな形で再会するとは思ってなかったけどな」





女刑事さんの後ろにいたのは、初恋相手の小宮先輩だった。




薄暗くて気付かなかった……





それにしても、先輩、全然変わってない。





でもなんか……




スーツのせいか、ちょっと違和感があるような……




ないような。


< 13 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop