美しく優しいお姫様は探偵で
翌朝、私のスマホに大量のメッセージが届いていた。
『人殺し』
『颯馬君を殺そうとするなんて最低』
『さっさと大学辞めてしまえ』
似たような言葉、メッセージの通知が止まらなかった。
こんなふうに言われてるってわかって、学校に行けるわけない。
文字だけでこれだけショックを受けてるのに、直接言われたらどうなるか……
考えただけで背筋が凍る。
私は一日家で、一人で過ごすことにした。
それなのに、刑事さんがそれを許してくれなかった。